岐阜関カントリー倶楽部について
岐阜関カントリー倶楽部の歴史
昭和48年10月、日本プロゴルフ選手権開催。最終日雨の中、青木功が13アンダーの記録的スコアで優勝。(東コース開催)
昭和49年8月、関西プロセニアゴルフ選手権開催。炎熱の下、石井迪夫が優勝。(東コース開催)
昭和62年8月、日経カップ中村寅吉メモリアルトーナメント開催。
最終日は、将司、直道の尾崎兄弟が最終組で多くのギャラリー
を沸かせた。優勝は2アンダーでスタートの芹沢信雄。
1ラウンド23というパット数がこの日5アンダーを生み、
通産7アンダーで優勝を手にした。
平成2年6月、西コースで
日本女子オープンゴルフ選手権開催。岐阜関CC育ちの森口祐子プロが、樋口久子、黄玥珡
を2ストロークおさえて2度目の優勝。
平成7年6月、新クラブハウスは15ヶ月の工期をかけて落成。
「会員の為の会員の倶楽部」の信条にふさわしく、
事務室・役員室は質素、食堂・ラウンジなどは品格ある雰囲気をもつ建物となった。
同年7月、日本アマチュアゴルフ選手権を開催。近畿大学生杉本周作がプレーオフの1ホール目でベテラン阪田哲男を
下ろして
2年連続2度目の優勝を果たした。
ナショナルワイドのビッグイベントが続き、東コースのワングリーン化も終わり、名門への階段を昇り続ける
岐阜関カントリー倶楽部。
平成21年9月には、日本女子プロゴルフ選手権、平成24年10月には、国民体育大会ぎふ清流国体ゴルフ競技が開催された。
平成21年9月10日から4日間に亘り「第42回日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯」が開催された。
今回で42回を数えた本大会は、ハードなセッティングの中で最高のパフォーマンスを見せたものだけに与えられるメジャータイトルである。
諸見里しのぶ選手が安定したプレーで首位を堅守、1万6000人を超えるギャラリーを集めた最終日には、2位に6打差をつけ2週連続の優勝を遂げた。年間6勝目、公式戦2連勝、2週連続優勝となるこの勝利は、賞金女王レースのトップを走る実力を示すかのような圧勝だった。
それでも「海外選手が来ていたら、もっとアンダーが出る」(諸見里)と、自分に言い聞かせていたという。
平成24年9月29日から10月9日に岐阜県で"ぎふ清流国体"が開催された。39ある正式競技の中、ゴルフ競技は当岐阜関カントリー倶楽部が競技会場となり、成年男子の部は東コース、少年男子の部は西コースで行われた。
3名1チームによる2日間のトータルスコアで争われる競技は熱戦が繰り広げられ、成年男子の部は神奈川県、少年男子の部は香川県がともに初優勝を飾った。
平成29年10月12日から4日間に亘り、「第82回日本オープンゴルフ選手権」が開催された。
日本オープンと相性バツグンの池田勇太選手と、アマのコースレコードを更新した金谷拓実選手がまれにみる名勝負を繰り広げ、
最終ホールでバーディを奪えなかった金谷選手を振り切り、プロの誇りを貫いた池田選手が日本オープンの2度目の栄光に輝いた。
池田選手は、ホールアウト後に疲れた表情を見せながら「もっと楽に勝ちたかった。日本オープンで勝つって難しいですね」と。
その後に語った「プロならアマに負けちゃいけない。プライドがある」という言葉通り、重責を果たしたという表情が印象的だった。
◆ 岐阜関カントリー倶楽部年譜 ◆
1963年 | 9月16日 | 関カントリークラブ創立総会開催 | |
山田丈夫(初代)理事長就任 | |||
10月15日 | 関カントリークラブ起工式 | ||
コース設計者:上田 治 クラブハウス設計者:山田寿郎設計事務所 施工者:大日本土木株式会社 |
|||
1964年 | 2月1日 | クラブマーク決定(SCC) | |
11月29日 | 仮開場記念 招待競技開催 | ||
1965年 | 6月6日 | 併設遊園地(日日ガーデン)開園式 | |
1966年 | 6月5日 | 本開場記念式典 高松宮・同妃両殿下臨席 | |
1967年 | 5月11日~12日 | 日本プロゴルフシニア選手権開催(戸田藤一郎優勝) | |
1968年 | 11月15日 | 9ホール増設開場記念式典 | |
名称変更(岐阜関カントリークラブ) | |||
1970年 | 6月6日~7日 | 開場5周年記念 会員競技開催 | |
8月5日~7日 | 関西プロゴルフ選手権開催(杉原輝雄優勝) | ||
1971年 | 3月11日 | 高橋順吉(第2代) 理事長就任 | |
11月5日 | 36ホール開場記念 招待競技開催 | ||
1973年 | 10月18日~20日 | 日本プロゴルフ選手権開催(青木功優勝) | |
1974年 | 8月1日~3日 | 関西プロシニアゴルフ選手権競技開催(石井迪夫優勝) | |
1975年 | 5月7日 | 開場10周年記念招待競技開催 | |
6月20日~21日 | 日本プロシニアゴルフ選手権開催 | ||
1980年 | 4月18日~20日 | 開場15周年記念 岐阜関チェリーカップトーナメント開催(ミヤ・アエ優勝) | |
6月7日~8日 | 開場15周年記念 会員競技開催 | ||
1984年 | 10月 | 西コース全ベントグリーン改造完了 | |
1985年 | 5月9日 | 開場20周年記念 招待競技開催 | |
5月30日~6月1日 | 開場20周年記念 会員競技開催 | ||
7月1日 | 亀井鐵治(第3代)理事長就任 | ||
1987年 | 1月1日 | 新クラブマークおよび文字使用(岐阜関カントリー倶楽部) | |
8月13日~16日 | 日経カップゴルフトーナメント開催(芹沢信雄優勝) | ||
1988年 |
4月 |
ぎふ中部未来博「未来を拓く」塔モニュメント原型授受 (2007年10月関市へ寄贈) |
|
1989年 | 5月5日 | 開場25周年記念 家族会 | |
10月19日~20日 | 日本プログランド・ゴールドシニアゴルフ選手権開催 | ||
1990年 | 6月28日~7月1日 | 日本女子オープンゴルフ選手権(森口祐子優勝) | |
10月17日~18日 | 日本プログランド・ゴールドシニアゴルフ選手権開催 | ||
1995年 | 6月1日 | クラブハウス改築竣工記念披露競技開催(開場30周年) | |
7月11日~14日 | 日本アマチュアゴルフ選手権競技開催 | ||
1996年 | 11月10日 | 杉山幹夫(第4代)理事長就任 | |
1998年 | 10月14日~16日 | 日本シニアゴルフ選手権競技開催 | |
10月15日~16日 | 日本ミッドシニア、グランドシニアゴルフ選手権競技 | ||
1999年 | 5月 | 東コース全ベントグリーン張替工事完了 | |
2002年 | 1月1日 | 井上孝二(第5代)理事長就任 | |
6月21日 | 下野利昭(第6代)理事長就任 | ||
2005年 | 3月 | 西コース高麗グリーンのベント化完了 | |
6月16日~18日 | 開場40周年記念 会員競技開催 | ||
19日 | ファミリーフェスティバル(家族会) | ||
8月23日~26日 | 日本学生ゴルフ選手権競技開催 | ||
8月24日~26日 | 日本女子学生ゴルフ選手権競技開催 | ||
2006年 | 2月2日 | 東コースワングリーン化工事着手 | |
2007年 | 9月26日 | 東コースワングリーン化工事完成 | |
9月26日~29日 | 工事完成記念競技開催 | ||
2009年 | 9月10日~13日 | 日本女子プロゴルフ選手権大会開催(諸見里しのぶ優勝) | |
2012年 | 10月4日~6日 | 国民体育大会ぎふ清流国体 ゴルフ競技(成年・少年男子の部)開催 | |
2014年 | 6月18日 | 遠藤宏治(第7代)理事長就任 | |
2017年 | 10月12日~15日 | 日本オープンゴルフ選手権開催(池田勇太優勝) | |
2022年 | 6月14日~17日 | 日本女子アマチュアゴルフ選手権競技開催(寺岡紗弥香優勝) |